過去の任意売却体験談
家族と共に生きるために
私は長男です。
家を継ぎ、両親の老後を面倒見る義務があります。
妻と子供達にもそのことをずっと言い聞かせてきたので、実家を二世帯住宅に改装して同居する際にはさしたる反発はなかったように思います。
それまで両親が暮らしていた土地は借地だったので、ついでに買い上げました。
予想外だったのは、ローンを組んで支払いを始めた途端に、私の所属する建設会社が建設不況のあおりを受けて売り上げが激減したことです。
仕事探しや資金繰りに私も奔走しましたが、業績悪化と従業員離れは加速し、ついには経営破綻へ。
私自身も働いた分の給料を回収できず、当然改装と土地のローン支払いも不可能になります。
そのまま自己破産してしまえば競売にかけられ、二束三文で売却されるのは避けられません。
そこで、まずは知人を回って土地付き家屋の購入希望者を募りました。
周囲の同業者は私同様余裕などなく、自力では買い手を探す事もままなりませんでした。
そうやってほうぼうを当たる内、任意売却で手を打ったらどうかと、付き合いのあった建設会社の社長がアドバイスをくれたのです。
親切な業者だとして、千里コンサルティングオフィスを紹介してくれたのもその社長です。
千里コンサルティングオフィスに相談したのはローンの滞納1ヶ月目で、それから任意売却の成立まではアッと言う間でした。
土地家屋で6000万円あったローンに対して、売却金額は4550万円。
条件から考えると非常に有利にことが運んだそうです。
引越し費用や引っ越し先などには不安がありましたが、築年数はかなり経過しているものの、家族が離れ離れにならずに済むようにアパートを探すのを手伝ってくれたり、残ったローンの支払いに関しても、生活を圧迫しないで続けられるように交渉してくれたりと、千里コンサルティングオフィスの担当者さんはあちこちと奔走してくれましたね。
幸い私は現場の経験が長く技術がありましたので次の職場も決まり、何とか再びある程度の収入を見込めるまでになりました。
とても裕福とは言えませんが、それでも人並みに何とか暮らせているのは、行き届いた配慮を持って任意売却の手続きを助けてくれた担当者さんのおかげです。
今の所月々1万円の支払いですが、給料が溜まったら完済目指して頑張るつもりです。
千里コンサルティングオフィスの皆さん、担当者さん、ありがとうございました。お世話になりました。