【解決事例】病に倒れた妻のために|大阪で任意売却なら全国任意売却支援相談室(千里コンサルティングオフィス)

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過去の任意売却体験談

病に倒れた妻のために

病に倒れた妻のために

自宅の任意売却に踏み切る事にしたのは、任意売却の方が通常のルートで売りに出すよりも、自宅を早くお金に換えられると思ったからです。
思った通り千里コンサルティングオフィスの担当者様は速やかに対応して下さり、出来る限りのことをして下さいました。
感謝しています。

妻と出会ったのは、現在の会社に転職する前の職場でのことです。
彼女は取引先企業の受付嬢をしていて、ひとめ惚れでした。

後からひとめ惚れだったと言っても妻は信じてくれませんでしたが、初めて会ってからアプローチし続けたのは私の方なのです。間違いありません。
誘いに応じてくれるようになって、1年目に籍を入れました。
子供が出来たタイミングで私は職場を移り、ほとんど子育てに参加しないダメな父親になってしまったこと、今になってとても反省しています。
彼女は妻として、母として、私を支え続けてくれたのです。

子供が高校を卒業して、私も転職し、収入は少し減りましたがやっと自分の時間を持てるようになりましたし、夫婦二人でこれからはたくさん旅行をしよう。
そう言っていた矢先に、妻の病気が発覚しました。
治療には多額の費用が必要で、それでも寛解の可能性が30%だとのことでした。
その時点で妻は治療をあきらめたようなそぶりを見せましたが、それで治療を放り出せるわけがありません。

任意売却で自宅を3200万円で売却し、現在は家賃月10万円のアパートに暮らしながら妻の治療を続けています。
購入する時には7000万円近くした土地家屋です。名残惜しい気持ちが皆無だったとは言い切れませんが、子供たちが独り立ちした後、私の家族は妻しかないのです。
そもそももっと早く私が妻の病気に気付いていれば、これほど深刻な事態にもならなかったのではないか。そう思うと情けなさと口惜しさでどうしようもなくなります。

しかし、これが現実です。受け入れないわけには行かないでしょう。
入退院を繰り返す妻本人の方が、絶対に私より辛く、苦しい思いをしているわけですから。

家を離れた子供達もそれぞれバイトを始めて、仕送りの金額を最小限にとどめるように協力してくれるようになりました。
ふたりとも別の土地で大学に通っていますが、月に1度はそれぞれ妻の顔を見に来てくれます。

夫婦で肩を寄せ合うような狭いアパートでお互いの様子がよく見えるようになって、以前よりさらに妻を大事に思う気持ちが生まれたようです。

時折不安に押しつぶされそうになります。
でも、一緒にがんばろうという励ましに少しずつ答えてくれるようになった妻の顔を見ていると、私がしっかりしなければいけないのだと強く思い知ります。
いまこそ私が妻を支える時なのだ、ここより後はないのだと自覚して、頑張っていきたいと思っています。
費用の方は、保険分と自宅の任意売却分、現在の私の収入でようやく組み立てられる状況です。

すぐに動いてもらえる任意売却だからこそ対応できたのです。
千里コンサルティングオフィスに依頼したのは知人の紹介で、言ってみれば偶然のようなものです。
たまたまとはいえ出会ったのが千里コンサルティングオフィスで、運がよかったのかもしれません。
親切にしていただいたこと、忘れません。

お世話になりました。ありがとうございました。