マイホームを購入したときというのは、人生で最も大きな買い物ですし、とても嬉しいと思います。
ですが、その後のことも考えておくと、最悪の事態になったとき、慌てふためくことなく対処できるはずです。
今回は、住宅ローンを組んで住宅を購入した後、給料ダウンしてしまったというケースについて、です。
住宅ローン返済中の減給は最大のリスク
住宅ローン返済中の最大のリスクは、収入が減ってしまうことです。
収入が減る大きな原因として、
・病気で体調を崩したり、事故などで入院を余儀なくされること
・勤め先の給料が減る
が挙げられます。
入院のリスクにしても、給料に関しても、ご自身ではどうしようもない場合があると思います。
それ自体への対応法はここでは触れません。
問題は、収入が下がったときにどうしたらいいか、です。
対処法① 生活コストを下げる
当然のことですが、まずできることは生活コストを下げることです。
これに関して、よく言われるのが固定費の見直しです。
今でしたら、普段お使いの携帯電話(スマホ)を、DOCOMOやau、Softbankから、楽天モバイルやLINEモバイルのような格安スマホに変更するなど、です。
こうすることにより、人によっては通信費が半分以下に下がることもあり得ます。
それから、交際費なども削りやすい部分です。
無駄な付き合いをなくしたり、外食の回数を減らしたりすることで、数千円~1万円くらいの出費は簡単に減らせるはずです。
お金のかかる趣味を持っている場合は、収入が元の水準に戻るまで、それを控えるという手もありだと思います。
楽しみがなくなるかもしれませんが、マイホームを手放さなければいけないことを考えると、我慢するべきところでしょう。
対処法② 生活水準を上げない
生活水準を上げないというのは、そもそも収入が下がる前からのことかもしれません。
マイホームを購入すると、理想の家や部屋を求めて支出が増えてしまうことが考えられます。
新しい家電や家具、エクステリア用品や工事費用などがかさんで行ってしまいしまいます。
買い揃えるだけ、と思う人もいるかと思いますが、一度快適な生活に慣れてしまうとその生活が手放せなくなります。
人間は便利なことに慣れるのはすぐですが、不便に慣れるのは時間がかかります。
快適な生活を維持するためにお金が必要ですが、それが住宅ローンの重い負担になってしまうケースよくあります。
そのため、住宅購入後でも簡単に生活水準を上げないようにしていくことが大切です。
対処法③ ボーナス払いをやめる
住宅ローンのボーナス払いもやめることをお勧めします。
ボーナスには安定性がなく、今回高いボーナスをもらっても次も同じ金額をもらえる保証がありません。
しかし、住宅ローンのボーナス払いは常に同じ金額を払う必要があるためです。
ボーナスありきで返済シミュレーションする人もいますが、ボーナスが無くなってしまうというケースも十分に考えられるのです。
ボーナスはもらえたらラッキーぐらいの感覚で、貯金するようにしておけばいざ給料がダウンしたときにもマイホームを守れます。
対処法④ 住宅ローンの借り換えを検討
住宅ローンの借り換えを検討するのも一つの手段です。
そもそも、金額が大きい住宅ローンは金利が1%少なくなるだけで、返済の総額が百万円単位で変わってきますし、月々の返済額にも大きな変更があります。
マイホームの購入時に、ハウスメーカー提携の銀行と、何となくお付き合いを始めることが多いと思います。
そんな方はぜひ、まず情報収集から始めてみてください。
ネット検索したら、案外すぐにみつかるかもしれません。
情報収集にも実際の借り換えの手続きにも時間や手間がかかり、面倒ですが、それを乗り越えれば百万円単位で支払額が変わるかもしれません。
最後に
今回紹介したことは、どれも当然のことのように思えますが、意外と意識していないと、普段の生活ではおざなりにしてしまいがちな部分です。
住宅ローンをしっかり払いながらも、より良い生活ができるように、しっかりと人生設計を立てていきましょう。
スタッフブログの最新記事
-
2021/8/9
オリンピック閉会式
こんにちは! 毎日暑くてヘロヘロな藤田です(毎年のことですが) さて、昨日は東京2020オリンピックの閉会式でしたね コロナと猛暑の中、各国
-
2021/7/9
リースバックについて検討中の方は必ずお読みください。
最近、コロナ不況の為チャンスと見てか、大手の戸建建売会社や マンションデベロッパー等が こぞってお金をかけて、リースバックの広告を打ってい
-
2021/7/4
広告用新バナー
こんにちは! 週一はブログ書くように言われていますが、筆不精の藤田ですゆえご勘弁を。。 それにしても梅雨長すぎ。。 関東方面では、大雨による