マイホームは多くの人にとって人生最大の買い物で、人生の目標の一つにしている人も少なくありません。
日本の個人金融資産は世界的に見ても多い方であり、国民性としてローンを好まない人も多いですが、年収の数年分にも相当する住宅となるとローンを使うのが一般的です。
また、平均寿命も長いので長い年月賃貸料を支払うより、ローンを組んでいずれは自分の持ち物になる購入が合理的と考える方が多いようです。
では、そんなローンを組む際の毎月の相場はいくらくらいなのでしょうか?
年収ごとの借入額の目安を知る
一般的によく言われる適性な借入額は、年収の25%程度です。
その計算でいくと、
◆ 年収300万円 ⇒ 年間75万円 ⇒ 月間6.25万円
◆ 年収400万円 ⇒ 年間100万円 ⇒ 月間8.34万円
◆ 年収500万円 ⇒ 年間125万円 ⇒ 月間10.42万円
◆ 年収600万円 ⇒ 年間150万円 ⇒ 月間12.5万円
といった計算になります。
金融機関の審査基準でいくと
一方、実際にローンを組む段階になると、金融機関の審査があります。
有名な【フラット35】を提供している住宅金融支援機構の目安では、
◆年収400万円未満であれば30%以下、400万円以上であれば35%以下
と決められています。
この基準でいくと、
◆ 年収300万円 ⇒ 年間90万円 ⇒ 月間7.5万円
◆ 年収400万円 ⇒ 年間140万円 ⇒ 月間11.67万円
◆ 年収500万円 ⇒ 年間175万円 ⇒ 月間14.58万円
◆ 年収600万円 ⇒ 年間210万円 ⇒ 月間17.5万円
が目安となります。
とはいえ、これは上限ですので、実際にこの基準で借りられるかは個人によって違います。
また、
◆借入期間
◆金利
◆変動金利で借り入れ
◆頭金をどれだけ入れるか
など、個々人の状況によって違いますので、あくまで目安とお考えください。
当然ですが、銀行からの借り入れの場合は、審査基準や金利がそれぞれ違いますので、お気をつけください。
住宅ローンは返済できる額を基準に考える
当然といえば、当然のことですが、返済を前提に借り入れ額、期間を考える必要があります。
借りられるだけ借りてしまうと、後になって年収が減ったり、思わぬ支出が増えたせいで返済が厳しくなるといったことも考えられます。
また、よくあることですが、会社員の方で、ボーナスの際に多めに支払うという返済計画を立てていた場合、会社の業績によって額が減ることもあり得ます。
ですので、ボーナス払いも月収の1ヶ月分を多めに支払うくらいにしておく方が、気持ちにも余裕が出ると思います。
無理のないように返済計画を立てましょう。
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