住宅ローンは長期に渡る返済です。
それゆえ最初の計画がとても重要です。
無理をすると生活が苦しくなったり、ついには返済ができなくなったりという結果になりかねませんので慎重に計画を立ててください。
そういった失敗をしないためにも、今回の記事で住宅ローンの組み方でよくある失敗例を4つ挙げます。
是非ご参考にされてください。
住宅ローンの組み方で失敗する人の特徴①
住宅ローンといえば銀行ですが、まずそこで相談した時に、その時点でご自身がいくら借りられるかおおよその金額がわかります。
このときに、借りられる額ギリギリまで借りてしまう人は失敗する可能性が高まります。
というのも、借りられるからといって当初の予定よりも多い額を借り、より質の良い(もしくは大きな)家を建てようとしてしまいがちだからです。
考えればわかることですが、多く借りれば、月々の返済金額も上がります。
となると、可処分所得が減るわけですから、自ずと手元に残る金額も減ります。
ですので、まずはその時点での年収と照らし合わせて無理のない範囲で住宅ローンを組みましょう。
住宅ローンの組み方で失敗する人の特徴②
住宅ローンの組み方で失敗する人の中に、夫婦共働きを前提として考える方が見受けられます。
つまり、そのときの世帯収入を基準にするということですね。
しかし、そこで少し立ち止まって考えてください。
奥様が将来的に出産や育児で離職(もしくは休職)される可能性はありませんか?
また、ご夫婦のうちどちらかがご両親の介護などで離職(もしくは休職)される可能性は?
こういった場合、世帯収入が下がる(あるいは半減する)ことになり、その分は預貯金などから負担する必要が出てきます。
ですので、現在の世帯収入を基準として住宅ローンを借りることについては一定のリスクがあることを覚えておいてください。
住宅ローンの組み方で失敗する人の特徴③
ボーナス払い併用で、住宅ローンの組み方を失敗する人もいます。
住宅ローンを組むときに、ボーナス払いを併用すること自体はいいと思います。
そのことにより、毎月の負担額を減らすことができるからです。
しかし、ボーナスは会社の業績によって減額になる場合があります。
また、転職などでゼロになる可能性も考えておく必要があります。
そうなると、預貯金から負担する、もしくは毎月それなりの額を積み立てておかなければいけませんので、生活が苦しくなることもあります。
住宅ローンの組み方で失敗する人の特徴④
住宅ローンの組み方で失敗する人の特徴の四つ目として、【定年退職した後もローンが続くような組み方をする】というものがあります。
近年、結婚年齢が上がると共に、住宅ローンを組む方の平均年齢も上がっています。
そしてそれに伴い、定年退職した後までローンが続くような組み方をされる方も多くいます。
月々の返済額を抑えるために長期返済を前提するということ自体はいいと思います。
しかし、定年退職後までローンが続くということは、収入がなくなる(もしくは減る)時点で、退職金による一括返済を考える必要が出てくるということです。
20年後、30年後まで予測するのはなかなか難しいことだと思います。
退職金を当てにしていると、減額されたり、そもそも退職金がなくなるということになった場合、返済ができなくなります。
対策としては繰り上げ返済ということも考えられますが、そのときどきでの可処分所得が減ることになるということも考えておかなければいけません。
そういった事態も勘案すると、住宅ローンは遅くとも退職5年前までに終わるように計画しておく方がよいという結論になります。
やはり、何事にも余裕を持って計画を立てることが重要になってくるということですね。
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