住宅ローンが払えないとき、競売しか方法がないと諦めてしまうのは早計です。
競売はとてもデメリットが大きい解決法なので、できれば最後の手段としたいところです。
では、競売の前に考える選択肢として、どんなものがあるでしょうか。
住宅ローン以外の借金の返済に困っている場合
住宅ローン以外の借金もあって、生活が苦しい場合、まずは債務整理を検討することからはじめましょう。
特に消費者金融などから借金がある人は、債務整理で解決できる可能性があります。(※)
例えば住宅ローンのほかに多くの借金があるという場合などです。
この場合、『個人再生』(住宅ローン特則)を活用すれば、借金を5分の1~10分の1にまで減額が可能です。
債務整理の中でも自己破産してしまうと、自宅を手放す必要があります。
しかし、個人再生の場合、必ずしも自宅売却をしなければならないわけではありません。
まず最初に、選択肢の一つとして考えてみるべきだと思います。
(※遊興費が原因で借金を作った場合など、債務整理が認められないこともありますので注意が必要です)
住宅ローンそのものの返済に困っている場合
住宅ローンの返済そのものに困っている場合には、債務整理という方法はとれません。
その場合には、家の売却を考える必要が出てきます。
まだ住宅ローンを延滞していないなら不動産会社に売却の相談をしてみてください。
ここで焦って売ろうとすると失敗するので、しっかりと不動産会社を比較しましょう。
基本的には一番高く売ってくれそうな会社に依頼をすればいいですが、人間的に信頼できそうな担当者であることも確認すべきです。
任意売却という手段を頭の中に
そして家を売却する必要がある場合は以下のことに気をつけてください。
◆すでにローンを延滞していて時間的な猶予がないケース
◆オーバーローンとなっていてそのままでは家が売れないケース
以上の場合、一般的な不動産売却はできません。
そのような場合でも諦めず、任意売却を検討してみましょう。
任意売却なら、すでに競売の手続きが開始されている追いつめられた状況でも間に合う可能性があります。
家を売ってもローンを完済できない状態(オーバーローン)でも、任意売却ならご相談可能です。
最短で3ヶ月程度で家を売れますが、相談は早いに越したことはありません。
早めに任意売却専門業者に相談をしましょう。
住宅ローンを払えない状態でも、意外にとれる方法はたくさんあります。
時間的な期限が迫っているほどとれる方法が少なくなっていくので、早めに行動をすることが重要です。
一番いいのは無理のないローンを組んで住宅ローンを余裕をもって返済していくことですが、失敗しても解決策が残されているということは安心につながります。
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