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住宅ローンは延長できるの?住宅ローン延長・メリット・デメリットを徹底解説!

2024/6/10住宅ローン

コロナ禍の影響や物価高騰により収入が減り、住宅ローンの返済がキツイという方もおられることでしょう。

そのような場合に有効な手段が「住宅ローンの延長」です。

この記事では、2種類の「住宅ローンの延長」とそのメリット・デメリット、さらにそれでも住宅ローンの返済が難しい場合に、使える任意売却について解説しているので、最後までお読みください。

 

住宅ローン延長や返済猶予と書かれたイラスト

住宅ローンは延長できるのか?

結論から申し上げますと、住宅ローンは延長できます。

住宅ローンの支払いが難しくなった場合、借入先の銀行に相談すると、銀行から3つのリスケジュールという返済計画の見直しを提案されることが殆どです。

3つのリスケジュールの内容は以下の通りです。

 

・返済額の減額

・元本の一時据え置き

・支払い期間の延長

 

上記の3つのリスケジュールを簡単に説明します。

1つめの、返済額の減額とは一定期間返済額を減額してもらう方法です。一時的に支払額が減るのですが、将来的にその分の支払いが発生します。

2つめの、元本の一時据え置きとは、月々の返済額を元本を除いた利息部分に限定する方法です。

支払額が大幅に減額される可能性がありますが、銀行が応じてくれない場合も多く、将来的に総支払額が増額する可能性があります。

3つめの、支払い期間の延長とは、ローンの支払い期間を延長し、その分月々の返済額を減らす方法です。

以下で詳しく解説します。

 

住宅ローン延長の方法は2つある

住宅ローン延長の方法は実は2つあります。

1つは、上述した住宅ローンの支払い期間を延長する方法です。

この方法は、現在支払っている住宅ローンの期間を延長することです。

住宅ローンの期間を延長するためにはいくつかの条件を満たす必要があります。

条件は金融機関によって異なりますが、主に以下の3つです。

 

・年収がローン契約時より少なくなっていること

・月収が一定の基準より低額なこと

・返済が困難な明確な理由があること

 

これらの条件を満たした上で、金融機関の審査を通過すれば住宅ローンの期間の延長が可能となります。

ほとんどの金融機関で、住宅ローンの期間延長を受け付けてもらえますが、元々の返済期間が35年以上の場合、延長は認められません。

また、すでに返済を何度か滞納している場合も、認められない可能性があります。

この場合、期間を延長しても支払うことができるのか、金融機関も懐疑的にならざるを得ません。

金融機関に相談に行くのなら支払いを滞納する前にしましょう。

 

もう1つは、住宅ローンの借り換えによって支払い期間を延長する方法です。

借り換えによる住宅ローンの延長は、現在支払っている住宅ローンを新たに契約した住宅ローンによって一括弁済する方法です。

新たに住宅ローンを組むことで支払期間が延長されます。

 

住宅ローン期間の延長のメリット・デメリット

住宅ローン期間の延長のメリットは、月々の返済額が減額できることです。現在、住宅ローンの支払いが困難な方にとって、月々の返済額が減ることで家計への負担も軽減し、非常にありがたいことです。

支払い期間を長くとればとるほど、月々の返済額が減額します。

 

しかし、物事にはメリットがあればデメリットも存在します。

まず、支払期間が延長されるということは、利息もその分多く支払うということです。支払総額は当初よりも増額になる可能性があるのです。

また、金利が固定でない場合、利率の変動により利息が増額する可能性もあります。

これらのことを踏まえた上で、住宅ローン期間の延長を申し込みましょう。

 

 借り換えによるローン延長のメリット・デメリット

借り換えによる住宅ローン延長のメリットは主に3つのメリットがあります。

 

・ローンの返済総額を減額できる

現在よりも金利の低い住宅ローンに借り換えることで、利息の負担が減って返済総額を減額できます。

・月々の返済額を減額できる

現在よりも金利の低いローンに借り換えることで、毎月の返済額を減額できる可能性があります。   

・固定金利へ切り替えて金利上昇のリスクを回避できる

現在の住宅ローンが変動金利制だった場合、新たな住宅ローンを固定金利にすることで将来の金利上昇を回避できる可能性がある

 

借り換えによるローン延長のデメリットとしては、ローン残高や残っている返済期間等によっては、借り換えの恩恵が受けられない可能性があることです。

 

一般的に、借り換えの恩恵を受けるには以下の条件のうち2つ以上を満たすことが必要です。

 

・現金利と新金利の差が1%以上

・ローン残高が1,000万円以上

・返済年数が10年以上残っている

 

ただし、上の条件を満たさない場合でも、借り換えのメリットがある場合もあるので、まずは金融機関に相談してみましょう。

 

住宅ローン延長でも支払いが難しい場合は、任意売却がおすすめ

住宅ローンの延長を検討しても、支払いが難しい場合も考えられます。

しかし、そのまま何も手を打たなければ、最終的には競売になり、家を失うことになります。

競売になると、家を失うだけではなく、近所の方々に競売にかかっていることを知られ、好奇の目にさらされる可能性があります。それは大きな精神的なストレスでしょう。

 

そこで、競売を回避する方法としておすすめなのが任意売却です。

任意売却とは、債権者の同意を得て抵当権付き不動産を売却することです。

競売に比べて以下のメリットがあります。

 

・競売の落札額が市場価格の5~7割なのに対して、任意売却では市場価格に近い値で売れる

・任意売却では近所に競売にかかっていることを知られない

・退去時期を買い手と相談して決めることができる

 

任意売却を成功させるポイントは、なるべく早い時期に弁護士や任意売却専門の不動産事業者に相談することです。

複雑な手続きや銀行から同意を得るための交渉を、専門知識と経験によってスムーズにこなしてもらえるからです。

 

任意売却についてさらに詳しく知りたいという方は以下のリンク先の記事をお読みください。

 

任意売却とは

 

まとめ

住宅ローン延長ができるのかどうか、また、出来るとしてどのような方法があるのか、どんなメリット・デメリットがあるのかについて解説してきました。

また、住宅ローン延長でも支払いが難しい場合に、競売を回避する方法として任意売却について解説しました。

 

任意売却は、競売回避の方法として一般の方々にも浸透してきました。

しかし、任意売却を行うには、手続きの煩雑さや金融機関との交渉といった専門的な知識やスキームが必要です。

 

任意売却を検討されているなら、全国任意売却支援相談室(千里コンサルティングオフィス)にご相談ください。

任意売却専門のプロフェッショナルが、最後まで親身になってサポートいたします。

 

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