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買ったばかりの家を売る3つの理由とは?できるだけ高く売却する方法を解説!

手に入れたばかりのマイホームですが、予想もしていなかった理由から買ったばかりの家を売らなければならないことがあります。

この記事では、買ったばかりの家を売る理由や、家を売る際のデメリットなどを解説しています。

また、売却以外の方法や任意売却についても解説しているので、最後までお読みください。

 

売り物件の看板

買ったばかりの家を売る3つ理由

なんども内見に足を運び、家族で話し合いをして買った家を、すぐに売るにはそれなりの理由があります。

その中でも多く見られる理由が、以下の3つです。

 

・離婚などで環境が変わった

・実際に住んでみたら家が合わなかった

・ローンが払えなくなった

 

詳しく解説していきます。

 

離婚などで生活環境が変わった

1つめの理由が、離婚などで、生活環境が変わり、家が必要なくなった、あるいは手放さなければならなかったというものです。

「新築離婚」という言葉があるように、新築の家を購入したものの、購入までの長い話し合いの中で、お互いの価値観の相違が浮かび上がり、その違いを埋められないまま離婚に至るケースがあります。

家を買う際は、夫婦の総収入を基にローンを組むことが多く、離婚により1人ではローンが払えなくなる場合があります。

 

また、離婚するとそれまで夫婦で積み上げた資産は財産分与する必要があります。

その場合、不動産は分割できないため、売却して現金化したうえで、財産分与をします。

 

このように、離婚などの環境の変化で、家を売却することがあるのです。

 

実際に住んでみたら家が合わなかった

2つめの理由は、内見のときにはいいと思っていたが、実際に住んでみたら家が合わなかったというものです。

 

以下のような例が考えられます。

 

・吹き抜けが気に入っていたが、暖房が効きづらく、光熱費が高かった

・大きな窓で採光がいいと思っていたが、冬は結露がすごかった

・大きなリビングでゆったりしていると思っていたが、実際には広すぎて空間を持て余した

・三階建ての家を買ったが、老後は3階までの昇降はできそうにない

・キッチンが狭くて使いにくかった

・収納が少なかった

・生活してみたら、動線が悪かった

 

実際に住んでみなければ、その家の欠陥には気づきにくいのが、住宅選びの難しさです。

これらの欠陥に対するストレスが溜まっていき、やがて売却に至ってしまうのです。

 

ローンが払えなくなった

3つめの理由が、何らかの理由で住宅ローンが払えなくなったことです。

購入時は、返済可能な計画であっても、離婚や給与やボーナスの減額、またはリストラや転職などで収入が下がるとローンの返済が苦しくなる可能性があります。

また、不慮の病気やケガなどで休職を余儀なくされ、住宅ローンの支払いが難しくなることがあるかもしれません。

 

収入の減少だけでなく、支出の増加によって、ローンの支払いが難しくなるケースもあります。

例えば、出産や子供の進学など、まとまったお金が必要になることもあるでしょう。

 

住宅ローンの支払いが滞ると、先ずブラックリストに掲載され、最後には、家は差押えられて競売にかけられます。

競売は精神的な負担も大きいので、後述する任意売却という方法を使って、家を売却するのがおすすめです。

 

買ったばかりの家を売ると損をする?

買ったばかりの家を売ると損をする場合がほとんどです。

買ったばかりなのになぜ購入時と同等の金額で売れないのでしょうか?

 

ここで前提として、ローン付きの家は、基本的にローンを完済してからでなければ売却できないないことに注意してください。

 

買ったばかりの家を売ると損をする3つの理由

買ったばかりの家は売ると損をする場合がほとんどですが、損をする理由は以下の3つです。

 

・一度でも入居した家は中古物件になる

新築とは、未入居かつ建築後1年未満の家をいいます。

例え1日でも人が入居するか、未入居のまま、1年過ぎると中古物件となり、売却価格は新築のときより10%ほど下がります。

 

・所有5年以内に売ると譲渡所得税が高くなる

家を売却し、譲渡所得があった場合、所得金額に税率を乗じた所得税や住民税を納める必要があります。

所得期間が5年以下の場合、短期譲渡所得となり税率は約30%、所得が5年越えの場合は約15%と約2倍の所得税です。

 

・3,000万円の控除と住宅ローン控除が併用できないケースがある

家を売却したときに3,000万円の控除を受けると、その後、新たに家を購入した場合、住宅ローン控除は使えません。

参考元:土地や建物を売ったとき|国税庁

 

買ったばかりの家を売っても損をしないケース

買ったばかりの家を売ると損をするケースが多い中、損をしないケースもあります。

例えば、メディアなどで「住みやすい街」などとして取り上げられた、あるいは購入後に大型商業施設ができた場合など、周辺のイメージが上がった場合は、家の資産価値が上がり売却価格が購入価格を上回り、損をしない可能性があります。

 

売却以外の方法は?

住む必要のなくなった家は、賃貸に出すということも考えられます。

しかし、住宅ローンの残っている家を賃貸に出すと、規約違反となり銀行から残りのローンの一括返済を求められる場合があります。

どうしても賃貸に出したい場合は、ローン残高を一括弁済するか、賃貸住宅用のローンに変更しなければならないため、あまりおすすめできません。

 

買ったばかりの家を売るなら任意売却がおすすめ!

ローンが残っている不動産には抵当権がついているため、そのままでは売却できません。

しかし、任意売却という方法を使えば、抵当権がついている不動産でも売却が可能です。

 

任意売却とは、ローンを滞納した債務者が債権者である金融機関の許可を得て、一定の条件の下で抵当権付き不動産を売却することです。

任意売却は、市場価格に近い値で売却できる、競売を回避できるなどメリットの多い制度ですが、仕組みが複雑で利用するには高度な専門知識が必要で、一般の方にはハードルが高い部分があります。

 

任意売却が上手くいくかどうかは、3つのポイントをおさえることです。

 

1つめは、弁護士・司法書士・任意売却専門の不動産業者などの専門家に依頼することです。任意売却の手続きは複雑なので専門家に任せた方が安心で確実だからです。

2つめは、できるだけ速やかに依頼することです。依頼する時期が早いほど、売却にかけられる時間が確保できるので、売り手に有利な条件で売却できる可能性があるからです。

3つめは、金融機関との交渉を上手くやることです。任意売却の専門家は金融機関との交渉にも慣れていて、高く売ろうとする金融機関に適切な売却価格を提示してくれるからです。

 

以上のことから、買ったばかりの家を売るには任意売却がおすすめです。

 

まとめ

買ったばかりの家を売ってしまう3つの理由と、買ったばかりの家を売るとなぜ損をするのかという疑問に対する回答を解説してきました。

また、買ったばかりの家にはローンが残っており、抵当権もついているため、通常の売買ではなく任意売却が有効であることを解説してきました。

 

任意売却は、競売回避の方法として一般の方々にも浸透しつつあります。

しかし、任意売却を行うには、手続きの煩雑さや金融機関との交渉といった専門的な知識やスキームが必要です。

 

任意売却を検討されているなら、全国任意売却支援相談室(千里コンサルティングオフィス)にご相談ください。

任意売却専門のプロフェッショナルが、最後まで親身になってサポートいたします。

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